子犬の流通経路 | 北九州市小倉のペットショップパディア

こちらでは、普段なかなか知ることのない、子犬の流通経路についてご紹介いたします。また、流通経路に関わる問題などの説明になります。

子犬の流通経路

こちらでは、普段なかなか知ることのない、子犬の流通経路についてご紹介いたします。


子犬の流通経路には3種類あり、最初は全て「ブリーダー(繁殖者)」から始まります。
3種類とは、以下の通りです。

(A)ブリーダー→仲介業者→店頭販売
(B)ブリーダー→仲介業者から直販型販売
(C)ブリーダーから直接販売(パディア)

「今まで犬を買うときは、当たり前のようにペットショップへ見にいきました…。」という方、多いと思います。ペットショップでは、子犬がショーケースの中で展示販売されていて、「子犬を抱っこしたい」と言えば、ほとんどのペットショップで子犬を抱かせてもらえます。 そして、飼いたい子犬が見つかれば、その場で一緒に連れて帰ることも可能です。 しかし、大手のペットショップで子犬を購入された飼い主さんの中で、こんな事態が発生しています。

「子犬を大手のペットショップで購入してすぐ体調を崩してしまい、病院へ連れて行くと伝染病に感染していると診断された」「子犬がまったく言うことを聞いてくれず、成犬になってからも色々な問題行動が起きている」
どうして、このようなことが起きてしまうのでしょうか?

(B)は仲介業者が生体無在庫のペットショップとして販売。
(C)はブリーダーから直に子犬を購入。(パディアは自家繁殖)

欧米ではほとんどが法規制上(B)か(C)の流通経路で販売されています。

(例えば、ペットショップとして店舗を構えていても店内には生体としての子犬の姿はなく、写真及び動画で子犬を紹介し 出産の情報を提供。来店したお客様はその情報を元に、希望の犬を探し購入。)

仲介業者のネット販売も多くなってきましたし、また、大型ペットショップはインターネット販売と店頭販売の併用販売を行なっているところも多くあります。 欧米が店頭で子犬を販売していない理由は、「感染病からの回避」、そして幼犬時に、最も大切な社会性を身につける「社会化期」を重要視しているからなのです。

(A)ブリーダー→仲介業者→店頭販売のような店頭での販売では、様々なブリーダーや競り市などからで仕入れられてきた、多種多様な子犬がショーケースに展示されていますが、もしその子犬達の中に伝染病に感染している子犬がいたら…?
潜伏期間のある感染症にかかっていれば、子犬は未発症でも菌を保有している可能性があります。
仕入れた時点ではその病気は見抜けないのです。
またさらに、ショーケースに入れられ、他の子犬達と一緒に店頭販売されていれば、感染する確率が高くなってしまいます。
また競り市では、全体の50%以上が生後45日未満で取引されているのが実情です。


「動物愛護法」の法改正では、子犬の販売取引を「生後56日以上」と定める動きもありましたが、大手ペットショップ等の反対に会い、現状のシステムを優先する形で、期間まで特定した内容には至りませんでした。(今後の法改正ではこれが決定される可能性が高いとされています。)

その結果、子犬たちは、生後8週齢までは母親や兄弟犬と共に生活し、社会化期を経験しなくてはならない一番大切な期間に、生後45日未満で親犬から引き離され、ペットショップの店頭で狭いショーケースの中に入れられ、毎日毎日複数の人の目に晒され、ガラスをつつかれてストレスを抱えてしまうのです。
そしてそのことが、免疫力の弱い子犬たちにとって感染症の発症確率を高める、きっかけとなっているのです。

生後3週~12週の「社会化期」には、母犬の母乳をもらい、親犬や兄弟犬たちとの拘わりのなかから社会性を身につけさせ、これから人と暮らしていくための社会性の基盤をつくり、8週齢以降は人との接触にも慣れさせていく事が重要です。
この大切な「学び」を体験していない子犬は、犬の一生を通じてその性格や行動に影響を与えることになり、将来「問題行動」を起こす犬になる可能性が最も高いのです。

これらの事から考えると、生後60日以上を経過した犬を購入するのが最も安全であり、性格も安定した優良な犬を手に入れることができると言えるでしょう。

特に極小の子犬は、3ヵ月~4ヵ月以降のほうが安心かと思われます。

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