福岡 北九州 小倉癒しのふれあい犬カフェ/ペットロスという問題-立ち直るプロセス

立ち直るプロセスに有効と思われるポイントは周囲の理解があるかどうかです。
無神経に、「たかがペットが亡くなったぐらいで・・・」などという言葉を投げつけられたら、ショックはさらに膨れ上げってしまいます。
一般の会社に勤めていたら、ペットが亡くなったので、仕事を休みたいと言ったところで許可されないかもしれません。無理して会社に出勤しても落ち込んでいたとしたら、たかがペットのことで、とかそんなことで落ち込んでないで、きちんと仕事しろ！などと叱咤されることすらあります。 しかし、飼い主さんにとってはやはり家族の一員であるペットを亡くすことによる心的ショック、ダメージは 肉親を亡くした時と同等・・・
人によってはそれ以上ということも有り得るのですが、 まだまだ一般的には理解されてません。
このように周囲の理解が得られないことで、ペットロスが悪化してしまい、拒食や不眠、重度な欝症状など 日常生活を正常に送れなくなってしまうこともあるということを知っておいて欲しいと思います。
必要以上の励ましや慰めも、かえって逆効果になる場合があります。
また、本人に必要なものとして、別れを受け入れることがあります。
ペットとの別れと向き合って、それを現実のものとして直視しないと、立ち直るキッカケが得にくく、それより前へは進めません。
大きすぎる悲しみを受け止めきれない場合はカウンセリングを受けてみるのもひとつの手段になります。ペットロスを扱っているカウンセラーや、同じ苦しみを乗り越えた友人・知人に相談することも、有効な手段です。
最後に、新しいペットを飼う（ふれあう）ということもペットロス克服にいいようです。すぐには気持ちを切り替えることはできないかもしれませんが、突然の出会いやフィーリングの合う子を迎えることもいいですし、「犬カフェかたのだ」でのんびりとした時間をすごすのもいいと思います。ペットの居る暮らしに慣れてきた人にとって、ペットのいない生活はつらいものですから。